本当に住みやすい間取りとは?

心地良く、長い時間がたっても飽きのこない家とはどのようなものでしょうか。ポイントは、本当の住みやすさを考えた間取りにあります。

都市部で100m²規模の敷地に家を建てる場合、実は間取りの選択肢はほとんどありません。土地の間口や奥行きがある程度決まってくるため、建蔽率や容積率を満たした家をつくる方法は限られるからです。でもだからこそ、そうした条件のなかで住みやすい生活空間を生み出す工夫が重要になります。

黒澤建設の家は、小割りにした空間を連結させていく間取りに特徴があります。最近よく見かける「長方形のワンルーム空間をもつ家」とはひと味違もふた味も違う。それは、年間130棟の家を供給してきた豊富な経験の下、本当に暮らしやすい家は何かを熟知したプロとして自信を持ってご提供する間取りなのです。

暮らしやすさを 考えた間取り

部屋ごとに個性を演出

　

土地を理解し、土地にふさわしい建物を建てる

そんな間取りの出発点は、建物を建てる「土地」を理解した設計です。

土地ごとに日当たりや風向きは異なります。生活していくうえでは、周囲からの視線も気になるでしょう。こうした土地ごとの特徴をしっかり見極め、その場所にふさわしい間取りを考えるのが住みやすい家づくりの基本です。黒澤建設は丁寧な現地調査を基に、明るく風通しの良い間取り、外からの視線が気にならない間取りを描いていきます。

丁寧な現地調査を基に 間取りを描きます

　

それぞれの居場所をつくる

もう1つ重要なのが「住み手目線」の設計です。大切なのは、必要な部屋数を機械的に配置するのではなく、「自分ならこういう家に住みたい」という思いをもって設計すること。黒澤建設では、個々の家について収納の位置や大きさ、家事の動線などを生活者の視線でチェックしながら、使いやすく暮らしやすい間取りを目指します。 その際に意識しているのが、ちょっとした“ずらし”や“囲み”を生かした心地良い居場所づくりです。ダイニングやリビングを少しずらして配置したり、多角形平面のコーナーをしつらえて空間に変化を与えたり…。こうした間取り上の変化が、空間の広がりと居心地の良さをもたらします。英国の住宅に学んだ黒澤建設ならではの工夫と言えるでしょう。

生活者の視線で 居心地良い空間づくり